スケッチブックを処分
スケッチブック、クロッキーブック は重ねて天井まで届いたら
少しはましな絵が描けるようになるかもしれない、と
亡き師匠に教えられていたけれど 狭い我が家にはそろそろスペースがなくなってきて
やむなく40冊以上のスケッチブックを処分した。
処分するにあたり、改めて過去の作品をチェックして、琴線に触れるものだけ
ピックアップして50点ほど残した。ランダムだがここに少し披露しておこう。
思えばこのクロッキー、デッサンは学生時代以来なので相当なブランクが
ある。再開して はや7年経ったが ほとんど駄作なのが自分自身 情けない限りだ。
ポーズが劇的に美しい時がある、かと思えば顔の表情だけで
1枚の絵が出来ることもある。製作途中なのにこれで良いと思うこともある。
画家ではないので、それで満足してグループ展も経験した。
自分らしい絵が描けたと思った時期もあった。
しかし何か物足りない。それは 情熱なのだと思う。
幼い頃、宿題もせず、テレビも見ないで、ご飯も食べずに漫画を描いていた。
年を重ねた今は時間が来たら腹が減り、時間が来たらそろそろ眠くなる。
余命を考える年齢になって、アートに打ち込める友人達を見てとても羨ましく感じる。
いつまで生きるのかは本人にも誰にも分からないが、せめて最後の最後まで
好きな絵を描き続ける事が出来たらと思う。
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エリス会展望
過去参加されていた方も含めてアンケート形式で会に対するご意見を
まとめたところ、やはり出来るだけ続けてほしいという要望が多かったらしい。
解散ではなく移転の上存続という事がまず決定した。
とりあえず6月いっぱいを目処に会場候補を各自探してみることに。
現在は会場費 ¥ 5,000 /1日というから割合余裕があるかもしれない。
公共施設の貸しスペースは低価格だが その分人気があってなかなか空きがない。
できればモデル台を導入したい、イスもイーゼルも、カルトンの保管場所もと
欲を言えばきりがないが、知り合いの所とか何か縁故のある会場が見つかれば
融通を効かせてもらえるように思うのだが。
今日は久しぶりの座りポーズ。
左足をどこまで画面に入れるかちょっと迷った。
エリス閉鎖→移転
歴史あるエリス会も時代の流れから、会場の閉鎖が決定した。
ただし存続希望者が多いのと、しばらくは運営できる資金が
残っているそうなので おそらく移転になるだろう。
チケットをお持ちの方は 今年10月までに使い切っていただきたい。
またこれからしばらくは新たなチケットは販売しない、月謝制度も無くなって
参加ごとに会費2000円の徴収になるというから、皆勤の会員さんには
ちょっと辛いところかな。
ここのところクロッキー、デッサン会に参加する回数が減っている。
しかも画材や表現法に迷いがあるので滅多に1日では完成しない。
幼い頃お絵描きの時間が 何を描けば良いのか分からず嫌で仕方なかった。
笑われたくない、上手に描きたいと思う焦燥感が辛くて敬遠した。
本来、絵を含めたアート表現はすべて自由なはずなのに。下手も上手いも
関係なく、自分が満足したらそれで良い。求めない限り批評なんか必要ない。
この絵は空色のラシャ紙にモノクロパステル。
友人評は「モノクロでも血管や肌色を感じとれる様に」。
重心をもっと左足に寄せて下半身を大きく、コントラストを強くつけて
背景も暗くすれば もうちょっとましになった気がする。
水溶性クレヨン再チャレンジ
水溶性クレヨン
水彩ふたたび
大日如来
ムラタ流デッサン教室
久しぶりの固定デッサン、20分×2で1点仕上げる勢いで臨んだがすぐ挫折。
結局×4でもこの程度で時間切れ。
パステルと色鉛筆を使って描く時の、自分流の描き方をご披露すると
① 存在感が強調できる用紙の色をモデルさんを観てから選ぶ
② 立ちポーズはたいていB3用紙大に全身を入れるが、余白とのバランスを考えて構図を決める
その際 紙の中心がモデルさんのどのアタリになるのか注意する
③ 肌色やベージュのパステルを横向きに使って大まかなフォルムを描く
④ 上半身が蛍光灯で白っぽく、下半身は立ちポーズだと血液が下がって
赤っぽくなっているのも、陰の緑や青やオレンジも見たまんまに描く
⑤ このポーズは右足に重心が乗って、上半身は左にひねっているが、
その関係を示すポイントを見逃さないように、描いている位置から
離れて、モデルさんの横にも回って観察する
⑥ 陰の部分、奥になる部分、形のあいまいな部分ははっきり描かずに
パステルをこすってなじませる
⑦ 全身のデッサンなので腰の位置、膝の位置が大事だから下半身から仕上げていく
ことが多い
⑧ 顔は目鼻立ちに気を取られないよう、頭の大きさは何頭身になるのか計る
⑨ 色鉛筆で細かい形や面、アウトラインを描いて時間が来るまでねばる
はみ出た色、ハイライトにしたい所、間違えたところはその都度ねり消しを使う
水彩のような偶然性がなく面白みに欠けるのが悩みの種。今後の課題と思っている。
絵を造る
高津宮絵の会2016.1
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自己紹介:
小さい頃からお絵かき好き。マンガ・劇画・油絵・アニメ・イラストと描き続けて現在に至る。
大阪市生まれ、大阪市在住。さいたまに10年住んでいました。
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