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シン・ゴジラは巨神兵

早く行かないとテレビでどんどん映像を紹介されるので
かなり焦っていたけど、息子の誘いでやっと観て来ました。
とにかく忙しい映画。展開が早いというか、あれくらい早口で
すすめないととても時間内にゴジラに対処できません。
たくさん登場人物がいたけど主要な役割は10人ほど。
パッと出てくる有名人を探すのと、ちょっとしたギャグに
気付くかというあそびも感じましたが、肝心のゴジラが
柔らかかったり めちゃ固かったりしてリアルさに欠けました。
赤ちゃんゴジラの時にウルトラマンが出て来たら一挙に解決
したのにと思いながら、第2(第5?)変体が急激過ぎると文句をつけ、
また一般市民の行動ののろさにイライラしながら観ていました。
ゴジラの口から吐く光線や背中から発する迎撃光線は
エヴァ並にアニメチックでしたし、アメリカ軍に攻撃されたら
急に機敏な動きになるゴジラに違和感を覚えながらも 東京を一瞬
で火の海にする場面はナウシカの巨神兵そのまんまでした。
最後の攻撃手段がアナログで笑いますがそれはバラさないでおきましょう。
シン・ゴジラ2もありそうですね。
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STAR WARS 7



そろそろ客席も空いて来た頃かと、ようやく観て来た
STAR WARS エピソード7。
冒頭のロゴが出ただけでシビレルのは若かりし昔を思い出す
懐かしさと、その影響を受けた今の若者達が英知を結集して新たな
物語を創り出す、この映画のスケールの大きさが感動を呼ぶのだろう。
ハン・ソロやレイア姫、またミレニアムファルコンとかエックスウイングと
いった戦闘機が満を持して登場するたびに泣けてくる。
海外のように拍手こそしなかったが、思わず歓声が漏れてしまう。
エピソード1〜3が意外に受けなかったのはデジタル技術に偏りすぎたから
という話を聞いたが、今回の話は一番最初の封切り3部作であるエピソード4〜6の
30年後という設定で、初期のアナログの宇宙人やレトロな操縦席とか
手づくり感があちこちちりばめられている。
もっともまだまだ話は続くので、登場人物やその家族に謎がたくさん残されているから、
続編が楽しみだけれど、何とか寿命があるうちにお願いしたいと思っている。

森の木の精霊か



自然、地球、生命。いろいろ考えさせられるとてもステキなアニメ。
キャラクターの表情に癒されます。

アニメの世界



私は小さい頃東映動画の大ファンだった。
特に「わんぱく王子の大蛇退治」。森康二、月岡貞夫、大塚康夫といった
日本のアニメの創世記を担った天才達が織りなす歴史的金字塔である。
その作風は後のホッパーパトロール、風のフジ丸、狼少年ケンなどの
テレビアニメにも引き継がれ、今だに色あせないモダンさに満ちあふれ
ている。
近年、外国のいわゆるアートアニメにも珠玉の作品がある事を教わり、ロシアやチェコや
オランダのアニメにも素晴らしい名作がある事を知った。
中でも「岸辺のふたり」は何度観ても心にしみる大好きな作品である。

さてここで南天満界隈に行く機会があれば必ず覗いてみたくなる都会の
オアシス的空間、映画関連専門古書店の駒鳥文庫さんを紹介したい。
ほっこりする店構えと人懐っこい店長さんがこの店最大の魅力。
このお店で「アニメーションの宝箱-五味洋子」を見つけた。

先の海外作品、日本の名作の数々を長年第一線でアニメ制作に携わって
来た彼女自身の目で厳選したアニメ入門書。
あらためてもう一度観たくなる作品ばかりだ。
早速わが家の近くにレンタルDVDの店が出来たので、探しに行った。
珍しいものはなかったが、ジブリおすすめのものが何点かあったので
「キリク」と「王と鳥(やぶにらみの暴君)」を借りてみた。



偶然どちらもフランスのアニメ。
創られた年が45年も開いているとは思えなかったが、おしゃれな
色彩とエレガントな人物のフォルムがいかにもフランスらしい。

費用が無くなったという理由から製作途中でプロデューサーにより
1953年急遽上映された「やぶにらみの暴君」はお話の後半で突然
終わってしまうストーリーだったにもかかわらずその映像のすばらしさ
が絶賛された。
後年に版権を取り返した制作者ポール・グリモーがやっと描き加えて
完成させたのが「王と鳥」。
だが描き加えた絵柄が全く違う上にテンポも遅くなっていてかなり
残念な結果になってしまっている。
暴君がお話の真ん中あたりで、もう一人の自分自身に抹消されて以来
最後まで復活しないのも、冷血な所業を強調するには良いのかもしれない
が期待した分ちょっと寂しかった。

「キリク」は1998年ミッシェル・オスロー監督作品。
アフリカ原住民らしき登場人物それぞれのキャラクターの描き分けがみごと。
ポーズと動きでその性格までも表現している。
男尊女卑、黒人軽視など社会批判も織り込んだウイットに富む脚本と
平面的な彩色ながらよくデザインされた人物、背景は見ていて気持ちいい。
エンドロールまで釘付けになった。

希望を持って生きること

ようやく仕事が一段落し、クリントイーストウッド監督の
「ヒア アフター」を観に、久しぶりに映画館へ行きました。

臨死体験をした女性ジャーナリスト、霊能力で死者と会話できるけれど
孤独な青年、頼っている双子の兄を亡くした少年の3人が最後に巡り会う
人間ドラマ。冒頭の大津波のシーンはさすがスピルバーグが製作しているだけ
あって大迫力ですが、以降はとても静かに物語が進んで行きます。

死後の世界は存在するのかどうか、愛する人を亡くした人間はどう生きる
べきなのか。ひとつの答えを導き出してくれるとても温かな映画でした。
どんなに辛いこと悲しいことがあっても、希望を胸に生きなくてはいけない
ということ。そして幸せの予感が将来を明るく照らしてくれるのですね。

やっぱすごいわ!マイケル!

映画 「THIS IS IT」を観てきた。
予定していたロンドン公演のリハーサルと、ダンサー達の
オーディション。ステージのバックに映すはずだった
凝りに凝った映像の数々とそのメイキング。
どれをとっても素晴らしい!
これこそ超一流のエンターテイメントだと思った。
ドキュメント風でありながらも、マイケルとその音楽に懸ける
人々の魂をこめた最高のムービーだ。
「リハーサルなんだから本気で歌わせないでよ」なんて言いながら、
真剣さのあまりスタッフも聞き惚れる熱のこもった歌声。
ダメ出しをしながら「怒っているんじゃないんだ、愛なんだ」
と弁解するマイケルと、それを分かっているスタッフ。
映画を観ている我々だけのための愛情いっぱいのライブコンサート。

実は少し疑っていた。もう50歳というし、無理を押した
ライブだったんじゃあないのかと。
それは完全な間違いだった。このコンサートは本当に実現して
欲しかった。新たな伝説がまた書き加えられたに違いない。

およそアートとか芸術とかに携わるすべての人に観て欲しい。
ありがとう!マイケル!

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プロフィール

HN:
ベラスケ
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性別:
男性
職業:
イラストレーター
趣味:
テニス、お酒
自己紹介:
小さい頃からお絵かき好き。マンガ・劇画・油絵・アニメ・イラストと描き続けて現在に至る。
大阪市生まれ、大阪市在住。さいたまに10年住んでいました。

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