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アベマリア

新しいパソコンをやっと買いました〜。
iMac 27インチ
• 3.4GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
• 8GB 1,600MHZ DDR3 SDRAM - 2 x 4GB
• 1TB Fusion Drive
• NVIDIA GeForce GTX 680MX 2GB GDDR5
• Magic Trackpad

宝の持ち腐れにならないようがんばって使います〜!
でもまだアプリを購入してないのよね‥。

YouTubeの動画がサクサク観れて感動しまくり。
また素敵なミュージシャンを見つけました。
バイオリニストの寺井尚子さんです。



カッチーニのアベマリアは今まで知りませんでした。
声楽もピアノもオーボエなども検索して聴きましたが、いずれも
感動ものです。
でもこのバイオリンの音色はとても太い響きでサックスか
トランペットのようにも感じます。

涙なくして聴けません。ジャズバイオリンの若きアーチスト
Accovioもこのナンバーをレパートリーに加えてくれないかなぁ。
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アニメーションでみる「絵本化鳥」



泉 鏡花の原作と、中川 学という恐ろしく絵の上手な僧侶の究極に洗練されたイラストで
綴られた「絵本化鳥」。
隅々まで神経の行き届いた、制作者の思い入れが感じられるすばらしい絵本だ。
増刷されたがそれも至極当然のことだと思う。

その絵本はアニメーションにもなっている。昨年金沢の泉 鏡花記念館で公開されて
いたそうだが今回大阪まで来てくれて非常に有難い。
見開きパノラマのような横に長い画角を、どう動かすのかとても興味があったが
物語のイメージどおりの静寂とリズム感のある動きがこれ以外には無いだろうという
演出になっていて、完成度の高さを感じさせる。

写真はこのイベントで販売されていた中川 学氏の手描き墨絵。ポストカードサイズで
¥300というのは知っていたが、会期後半だったのでおそらく全部売り切れているだろうと
思っていたのに結構残っていて驚いた。中でも真っ先に売れるはずの扉絵の天女が2枚も
あって、何でやねん?という超ラッキーな日だった。

すじ肉煮込み

不思議なもので、意識していなかったのに父親と同じことをしている。
酒好きに関しては父親に仕込まれたから仕方ないにしても、酒の肴を造ること。
特にすじ肉の煮込み料理を酒のおつまみとして月に一度は作る。
父親もよく自分で作っていた。

それではレシピをご紹介しよう。
すじ肉は豪州産でもよいが国産の方が柔らかい。
鶴橋市場の業務用も安くていいけど、もっぱら空堀商店街のスーパーの
セールが狙い目、2パック1,000円以上を購入する。
合わせる素材は板コンニャク、椎茸、豆腐(絹でも木綿でも)。
パックから取り出したすじ肉はまず30分ほど湯で煮て臭みを落とす。
鍋から一旦取り出して、鍋をきれいに洗う。
すじ肉を大きめの一口大に切り、またたっぷりの湯で煮る。
ここで味付けはチョーコー出汁しょうゆ、味醂、酒、砂糖、白味噌を少しずつ適当に。
こんにゃくを手でちぎり、椎茸も一口大に切って入れ、一時間くらいことことと煮る。
隠し味にバターと牛乳をほんの少し。味にコクが出る。
一時間経ったら、豆腐を入れてラスト30分煮る。白ネギがあれば細切りにしてこの時一緒に。
もしくは白髪ネギにして小鉢に盛ってからでもよい。
薬味に七味をかけてご賞味あれ。
酒のあてに最高、ご飯にかけて丼でも良い。これで2〜3日楽しめる。
ただし冷凍保存はコンニャクがカスカスになるから注意すること。

GW


今年のゴールデンウィークは3年ぶりにのんびり出来た。仕事もうまく一段落したので
TUTAYAで映画もたくさん借りて満喫したし、絵の会にも欠かさず参加して、まるで
隠居生活のような過ごし方だった。

叔母の介護もヘルパーさんやケアマネージャーさんとの連携がうまく回るようになって、
家族も叔母自身もかなり精神的に落ち着いた。

叔母の症状は緩やかに進んでいるのは間違いないが、何よりも本人が安心してくれるように
これからも皆で力を合わせて行きたいと思っている。

やまなし

animation soupの上映会がわが家の近く、空堀商店街のCOCHI CAFEで
「ごった煮の会」と称して行なわれるというので行ってみた。
アートアニメというジャンルの短編上映に出向くのは、久しぶりで
とてもなつかしい空気感に包まれながら、若い人たちの中で身体を小さくしながら
作品を観せてもらった。
3部に別れていた上映の中で、今回非常に上手い作家さんとの出会いがあった。

お一方は永田ナヲミさん。「南国湯舟」のカッパネコなどのキャラクターの独創性と
音楽との軽妙なマッチング。音楽バンドのPVだそうだが、みんなのうたで充分
放送出来るレベルで感心した。彼女は他にも和紙を用いた作品や、砂を使ったアニメも
発表していて、幅広いテクニックを持ったこれから楽しみな作家さんだ。

もうお一人は鋤柄真希子さん。観せていただいたのは宮沢賢治の童話「やまなし」を
映像にしたとても美しいアニメだ。
マルチプレーンを使って制作しておられるそうで、ユーリノルシュテインを思わせる
深みのある画面と愛らしい蟹の親子の表情、朗読の声の温かさなども見事に融合した、
これは名作だと思う。

また有望な作家さんの作品にめぐり会えた偶然に感謝感謝。

保健室初体験

いただいた招待券で神戸市立博物館に中国王朝の至宝展を見に行った。
がしかし、三宮までのJRで電車酔い!
進行方向と逆の座り位置と、前に座っておられたご婦人の短いパンツからの露に
まぶしい太腿に困って、新聞で視線を遮り、細かい記事を読み続けたのがいけなかったのか、
はたまたここのところ、風邪をひき直した上での寝不足が祟ったのか。
とにかく三宮で降りたホームで冷や汗を拭うことしきり。
何年ぶりの乗り物酔いだろう。ベンチで少し休んで博物館まで歩く。
平日のお昼前だが相変わらずきれいな町並みとおしゃれな観光客で賑わう三宮は大阪との
違いを如実に感じる。途中すれ違ったレトロなシティルートバスにも、今度時間があったら
乗ってみたい。

博物館は有形文化財にもなっている由緒ある建物だそうで、昭和10年建設、昭和57年改装
にしてはとてもきれいな外観だった。
3階から順に展示品を見て回るようになっていたが、会期終盤のせいか想像以上に入館者が
多い。暗い照明と人いきれでまた気分が悪くなった。
一緒に来ていた家内の機転で、係員にお願いして保健室で休ませてもらえることになった。
公共施設には必ずこの保険室があるらしい。
6帖ほどの部屋にベッドを用意してあって、とりあえず寝かせてもらうことにした。
壁にかかった時計が年代物で針が動く音がとても気になったが、2時間程休ませてもらって
かなり回復した。肝心の展示は3階のみで他の2フロアは見学せず。博物館を後にする。

たしか小学生の頃、保健室のベッドに寝かせてもらったことがあったように思う。
医師は居なくてもただ横になれるベッドは、経験してみない限りその有難みは分からない。
招待券で入ったのに保健室のきれいなベッドも無料で申し訳無かったけど
うれしい初めての経験をさせてもらった。

一緒に居ること

春の野に若菜を摘みに行くことなく、主人は3月5日、天の国に旅立ちました。
落ち込んでいる私に、主人の友人から温かいお手紙が届きました。
中に、詩が入っていました。

「死ぬということは、なんでもないことなのです。私が隣の部屋に移っただけの
ことなのです。
お互いの今までの関係がそのまま続いているのです。

今までと同じ名前で呼んで下さい。今までと同じに気楽に話して下さい。
ちょっとした冗談にも、いつも笑っていたように面白がって笑って下さい。
ほほえんで下さい。

私のことを考えて下さい。私のために祈って下さい。
私の名前を家族に入れておいて下さい。元と同じように。

(中略)私はあなたを待っています。少し離れて、ほんの近くで、ちょっと角を
曲がった所で全く大丈夫です。

なにも過ぎ去っていませんし、なにも無くなっていないのです。
ほんの一瞬が過ぎた後、すべては元のままでしょう。
でも良くなっているのです。永遠に今まで以上の楽しさの中で」

ある神父さまが教えてくれたという詩「一緒に居ること」が同封してありました。

そうだ、主人はいつも一緒にいるんだ、もう病気のことも、一人で留守させることも
心配しなくてもいいんだ。
あなたは私の心に、いつも住んでいるんだから。

この詩が私の気持ちを明るく、やさしくしてくれました。
最愛の人を亡くされた人にも少しでも慰みになれたらと願いながら筆を執りました。


女の気持ち 毎日新聞 2012年10月18日 東京朝刊 より




神父はヘンリー・スコット・ホランド。この詩は「さよならのあとで」という
ただ一遍だけで作られた、一冊の本にもなっている。

色鉛筆は楽し



色鉛筆は色の塗り重ねと、消しゴムで修正できる感覚が油絵に似ていて
気に入っている。間違えたら描き直せる気軽さが性に合っている。

水彩、特に透明水彩では技量が問われてなかなか思うように描けない。
形をとらえる正確さと色を重ねる計画性、それを短時間で作品に仕上げる熟練した
技術が必要だから、水彩でクロッキーやデッサンをする友人の神技にはあこがれる。

私は形を固まりとして捉えながら、明るさと陰にある色を見つけて
モデルを包みこむ回りの空気も一緒に描くつもりで、ひたすら手を動かすから
一人ガリガリやかましい。20分×4回はギリギリなので焦る。
今回ももう少し時間があれば良かったのにと悔しがっている。

次はパステルに挑戦してみようか。

戦争の犠牲

大阪に大空襲があったのは、昭和20(1945)年3月13日の夜だった。
大雨のように降ってくる焼夷(しょうい)弾。真っ赤に燃える大都会。その時、大阪に
住んでいた私たち家族は、幸い命だけは助かったものの、他の全ては無と化した。

 10歳のまだ幼い私が心に受け止めるには、残酷すぎる出来事だった。
今なら心のケアだの、カウンセリングだのと言われるだろうが、当時はそんな余裕もなく、
ただショックで言葉も出なくなった。

 それから田舎の親戚宅に身を寄せ、肩身の狭い居候暮らしが始まった。

 極めて悪い食糧事情の中、甘いものはほとんどなかった。たまに「いもあめ」という
ものが配給され、末っ子の妹が「おいちい」と笑顔でなめていたが、それを口にすると
決まって下痢をしていた。

 免疫力も抵抗力もない2歳の妹の命は、あっけなく天に召されていった。せっかく
戦災では落とさなかった命なのに、可哀そうで涙があふれた。

 命日には甘いお菓子をいっぱい持って、お墓に並べる。「あんたも今、生まれて
いれば、おいしいものをたくさん食べられたのにね」と涙声で語りかけている。

 今でも世界のどこかで紛争は続いている。平和を祈るばかりだ。幼い日、大きく
狂わされた私の人生。老体となりガタがきているが、この年齢まで生きてこられた
ことに乾杯。そして、人生の卒業証書を授かる瞬間まで、動けたら幸せだ。


毎日新聞 2013年03月13日 大阪朝刊 コラム「女の気持ち」より


おいちいと喜ぶ子どもの顔を想像する。子を持つ親にはたまらない話だ。

デッサンのすすめ



高校時代、担任の先生が推薦した伊藤廉の著書「デッサンのすすめ」は
デッサンを絵画表現の基礎としながら、広義な価値をもたせた解釈をしていて、
たとえば「デザイン」とは一つの物の構成という範囲にとどまらず、パブリックな
機関の総合的な関係までも構成する力を持つものであるのだが、同じように
デッサンが芸術表現の最終目標であっても良いと断言している。
デッサンの授業は石膏の胸像を写し描くことから始まるが、単に形を正確にとらえる
のではなくその対象物の存在する空気感を、限られた紙面の中にどのように
表現するのか、しかもそこには当然ながら作者の眼や腕を通じた創作や解釈が
加わって、いわゆる美的感覚が倍増された「作品」として誕生するのである。
現代美術から敬遠されがちなアカデミーとは、表現テクニックに傾倒してしまった
職人的な作業のことであり、中世ユーロッパの絵画を指すのではない。

今回のデッサンは色鉛筆の再チャレンジ。
前回は色鉛筆が硬い種類だった上、色数が少ないのに茶色が折れてしまって
それを黒色で代用して失敗してしまった。
今回はクロッキー用の薄い紙だったので、破けないかヒヤヒヤしながらも
色はいっぱい使って陰の美しさを表現することに専念した。

しかしまだまだ時間が足りない。

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プロフィール

HN:
ベラスケ
HP:
性別:
男性
職業:
イラストレーター
趣味:
テニス、お酒
自己紹介:
小さい頃からお絵かき好き。マンガ・劇画・油絵・アニメ・イラストと描き続けて現在に至る。
大阪市生まれ、大阪市在住。さいたまに10年住んでいました。

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