忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ソル練習曲Em


ギターは小さなオーケストラ。美しい曲だ。
PR

認知症って-3

最初の診察日、朝から今日が2009年9月3日だと何度も繰り返し、
メモまで書いて診察待ちの間も練習したのに、質問されたら答え
られなかった。今居る建物は?単語を3つ憶えてください。
100-7の計算、さっき憶えた単語は何でしたか?野菜の種類を
10以上答えてください。。。それらの質問もことごとく答えられ
ない。やはり認知症の傾向とのこと。日を改めてMRIを撮ることに
なった。
病院を出て二人でレストランで食事をしたが、次の日には別の
お友達とそこで食事をしたと思い込んでいた。

MRIを撮って次の週その写真を見せてもらう。脳には血栓は無く、
海馬の萎縮もまだ見られない、とのこと。
あとはお薬(アリセプト3mg)を飲むことしか治療法が無いそうだ。
根本的な治療薬ではなく進行を遅らせるためのお薬だが、それでも
何とか少しずつでも回復して欲しいと願っている。

ちなみに地域包括センターに相談に行き、介護認定を受けられるか
聞いてみたが今の状態では要介護でも要支援でもない「自立」と
診断されるだろうということだった。介護施設の空きを待つ家族は
大変多い、すぐに介護が必要な重症の方を優先して介護保険は適用
されるべきだから。それはわかっているが、介護施設の数が足りない、
介護ヘルパーさんたちの待遇についても早期に解決すべき問題だ。

認知症って-2

           
大手新聞社主催の電話相談に聞くと、やはりなるべく早くお薬は
飲んだ方が良いという。他に介護認定や後見人制度についても
教えてくれた。地域包括センターで介護サービスやデイケアなど
相談する事もすすめられた。
叔母に対しては同じ話をくりかえしても前にも聞いたと言わず、
ウンウンと聞いて上げること、終わらなければ昔こんな事あったよね、
と話題を変えて話させてあげる事などの注意を受けた。

叔母は忘れっぽいという自覚はあるものの病院に行って検査する事は
イヤだと言って聞かない。もう一人の叔母(姉)に相談して、「私も
検査したよ。簡単だったよ。」と嘘を言ってもらってやっとその気に
なった。
長谷川式簡易知能評価スケールというごく簡単な質問をされるのは
分かっていたので、「今日は何月何日ですか?とか、今居るところは
何と言う建物ですか?」とか聞かれるだけと宥めてようやく納得した。

主治医の内科の先生の紹介で、バスの便の良いO病院の神経内科に
予約をとっていただくことになった。

認知症って-1

            絵:ニガキ恵子さん
叔母が同じ話を繰り返すのは、一人暮らしで話題が少ないくせに
おしゃべり好きなのと、関西人特有のオチが決まらないから
もう一度言い直したいのだと思っていた。
でも続けて繰り返すこと5回、さすがに聞いている方も驚く。
今言うたやんか、と言ってしまう。
これが認知症の始まりということらしい。話したという事を忘れている。

先月、右の肩と腰が痛くて辛いというので、近くの整形外科医院に
連れて行きレントゲンを撮ってもらった。
結果は年齢から来る軟骨の減少ということで痛み止めと湿布薬を
処方された。
その薬がなくなった頃もう一度その医院に行くのが、すぐ近くなのに
わからない。何度も電話で説明してようやくたどり着いた。
その時たまたま近くに住む私の妹に会ったのに、別の病院で処方箋を
もらうように教えられ、細い道を入った小さな病院で処方箋をもらった、
そこで妹に会ったのだと言い張る。
同じものを何度も買う(認め印とか食パンとか)、しまった場所が
わからない、昨日の食事の内容が思い出せない、といったことも。。。
趣味だった韓流ドラマにもマイケルジャクソンにも興味がなく
なり、今日が何月何日かあやふやなのでカレンダーをテーブルに置いて
毎日印を付けている。
祖父が晩年老人ボケで、ご飯を食べたのにまだ食べていないと言って
家族を困らせていたが、叔母も急激に症状がひどくなってしまった。
知り合いに聞いたり調べたりしてみたら、認知症は病気であり、意外に
高齢者の内に占める割合は低く、症状の進行を止めるにはなるべく早く
薬を飲んだ方が良いという。
しかし病院に連れて行くまでが難題だ、本人は病気と思っていない。

おめでとう

高校時代のクラスメートが結婚しました。
良き飲み友達で、年に1~2回グダグダ愚痴を言い合う事の出来る
数少ない女性です。
学生時代から大人の落ち着きがあって、その後介護や福祉関連の
仕事に永く従事していました。
好奇心旺盛ですがお茶やフルートなどの習い事も趣味で終わらず、師範の
域に迫るほど一生懸命のめり込む才女です。
私が職場を移動したのでちょっとご無沙汰していたら、今日結婚と転居の
報告が届きました。いきなりだものなー、ビックリだよなー。
結婚はしないだろうと勝手に思い込んでいましたので。。(失礼な話です。)
一大決心でと手紙に書いてありました。。もちろんそうでしょうとも。。
運命や縁というものはすべて当時者本人だけのもの。
これからも独身の友人達からこんな報告が突然届くのだろうなと
考えたら、うれしいようなそしてちょっぴり寂しいような気がしました。

願い事

前にもどこかで書いたが、私の生家は七夕飾りの製造業を
営んでいた小さいメーカーさん。
幼い頃、笹飾りセットに入っていた「赤胴鈴之助」が好きで
チャンバラと漫画にのめり込むきっかけになった。
笹に吊るす短冊の願い事は「漫画が上手になりますように」。
中学の時、私の描いたキャラクターを父が商品として印刷してくれた。
当時流行っていた忍者や西部劇のヒーローなどいろいろ描いたのだが、
七夕のセットに入った時はさすがにうれしかった。
生まれて初めての仕事というわけだ。お小遣いはくれなかったが
みんなに見てもらえるのがとても誇らしかったのをよく覚えている。
まだイラストレーターという職業を知らなかったが、高校進学も
絵に関係する道に進みたいと担任に相談したら、阿倍野の工芸高校を
教えてくれた。工業高校だが美術科があるなんて何という幸運!
どうにか合格したら今度は芸術としての絵画に悩むことになるのだが、
今思えば絵で飯が食べられるようになるという願いは見事に叶って
いる。

追悼マイケル

家内が昔ジャズダンスを習っていた頃、マイケルの踊りが
振り付けの参考にされていて「今夜はビートイット」は
格好のダンスナンバーでした。
MTVのプロモビデオもたくさん録画して感動して観たものです。
CG技術も最先端のものをそのつど取り入れていましたからね。
叔母がこれまたマイケルの大ファンだったので、東京公演を
わざわざ観に行ったり。
息子も3歳の頃マイクをにぎって「ダーティダイアナ」を
熱唱していました。いつの間にか私もファンになりました。
後年スキャンダルめいた騒ぎになってしまい、ずいぶん
好奇の目に晒されたりしましたが、どちらかといえば
我が家は擁護派です。
少年の心のままの純真さをかなり誤解されたのだと思います。
若い時からショービジネスの世界にいて、周りがすべて大人。
兄弟以外の同年代の友人もいなかったのかもしれません。
ネバーランドやおもちゃに囲まれて安心出来る世界を作りた
かったのでしょう。
世界で7億枚もレコードを売った、脅威的な偉業にしては
哀しい最期でしたが、彼もまた人類史上永遠の伝説のスター
だということは間違いありません。

クロッキー



今月から近くでやっているクロッキーの会に参加している。
クロッキーはもう何年ぶりだろう。
しばらくの時間、ただ絵を描くことだけに没頭出来る。
ここではプロアマ関係なく、みんな自分の絵を好きなように
自由に描いている。
自由というのは案外むつかしいもので、なかなか作品として
まとまらない。しかしこの「むつかしい」が「たのしい」と
感じるようになるまで、なんとか続けたいと思う。
ありがたいサークルが見つかって良かった。

松瑞展に参加して

今年の春、上本町のたかつガーデンでペットの肖像画を少し展示
させてもった折、声をかけていただいたのが松瑞展を運営されて
いる広告会社のプロデューサーの方でした。
無審査の展覧会をやっているので参加してみないかと。
公募展の出品は初めてだったし、松瑞展のカラーもわからない。
写真を土台にして描くペットの肖像画はアートの域じゃない。
ここはひとつテーマのある絵を描いてやろう!と思ったけど
さあ何を描こう?
私の気に入っている映像作家が同じテーマで作品を作り直しているのを
見て、昔描いたテーマをリメイクすることにした。
作品名「脱皮」
駅のホーム、電車のドアのすぐ外に鬱屈した日常から逃げ出たような
脱皮した男の洋服と髪、手の皮膚の抜け殻が横たわっている。
車内には抜け出せない人たちの足が見えている。
果たしてこの男は脱皮して何になったのか、どこへ行ったのか。
シュールなテーマで悦に入っていたが、ちょっと暗い。
おまけに提出して驚いた。松瑞展は絵画以外書も立体もあるが、
絵画はほとんど風景画か静物というアカデミーというかオーソドックス
というかそんな作品ばかりで、一人浮いてしまった。
展示場所もそんな訳で端っこに。
4日間の展示で、最後に入場者による人気投票の発表があった。
ああそうか、ペットの肖像画を出して欲しかったのか。
けどまあいきなり作家協会銀賞の賞状も貰えたし、私と友人の
彫刻家の2票だけじゃなく計33票も投票していただいたし、
なかなか面白い経験をしました。

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新コメント

[01/03 ベラスケ]
[12/29 シルコレ]
[07/07 日本超人気のスーパーコピーブランド激安通販専門店]
[12/10 ベラスケ]
[12/10 ねこぱんち]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
ベラスケ
HP:
性別:
男性
職業:
イラストレーター
趣味:
テニス、お酒
自己紹介:
小さい頃からお絵かき好き。マンガ・劇画・油絵・アニメ・イラストと描き続けて現在に至る。
大阪市生まれ、大阪市在住。さいたまに10年住んでいました。

バーコード

ブログ内検索

最古記事

カウンター