デッサンのすすめ
高校時代、担任の先生が推薦した伊藤廉の著書「デッサンのすすめ」は
デッサンを絵画表現の基礎としながら、広義な価値をもたせた解釈をしていて、
たとえば「デザイン」とは一つの物の構成という範囲にとどまらず、パブリックな
機関の総合的な関係までも構成する力を持つものであるのだが、同じように
デッサンが芸術表現の最終目標であっても良いと断言している。
デッサンの授業は石膏の胸像を写し描くことから始まるが、単に形を正確にとらえる
のではなくその対象物の存在する空気感を、限られた紙面の中にどのように
表現するのか、しかもそこには当然ながら作者の眼や腕を通じた創作や解釈が
加わって、いわゆる美的感覚が倍増された「作品」として誕生するのである。
現代美術から敬遠されがちなアカデミーとは、表現テクニックに傾倒してしまった
職人的な作業のことであり、中世ユーロッパの絵画を指すのではない。
今回のデッサンは色鉛筆の再チャレンジ。
前回は色鉛筆が硬い種類だった上、色数が少ないのに茶色が折れてしまって
それを黒色で代用して失敗してしまった。
今回はクロッキー用の薄い紙だったので、破けないかヒヤヒヤしながらも
色はいっぱい使って陰の美しさを表現することに専念した。
しかしまだまだ時間が足りない。
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オルタンシア
新しい絵の会
FactoryKyotoでクロッキー会
高津宮の絵の会でモデルをしてくれたかおりさんのセルフプロデュース
クロッキー会が昨日京都でありました。
天満橋から祇園四条まで特急で片道400円と安く、参加費も800円だからお得感
満載。なんとか仕事も一段落ついたので急きょ開催2時間前の申し込みです。
会場は長屋の路地のつきあたり。送ってもらった地図のおかげでたどり着く事が
できました。若い画学生のために参加費を安くしていると聞いていたから親父
ひとりだったらどうしようかと思っていたけど、プロの作家さんほか年配者も
4名含む総勢16名で、熱気あふれるクロッキー会でした。空調が弱くてモデルさんも
描き手も汗だくで、いつもはのんびり描いていますがこの日は仕事したー!という
感覚になったのが自分でもおもしろかったです。
8畳くらいに16名ですから、モデルさんとの距離もググッと近くて大迫力。
だけど近すぎても描きづらいものですね。
高津宮のようにお茶やお菓子も提供してくれて、思わず安過ぎるからもっと高く
したら?と言いましたが、おつりをしっかりもらっておいてそれもな〜と反省
しております。
上の絵は合評で観てもらった7分ポーズ。またまたデッサン調になりました。
前回の高津宮は固定ポーズで、もっと色々描きたかったのに今回は全部で21ポーズ。
今度はもう少しじっくり描きたかったなーなんて、なんとも勝手ばかりです。
かおりさんお疲れさまでした、また参加させてください。
高津宮夏祭りに
クロッキー
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プロフィール
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ベラスケ
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イラストレーター
趣味:
テニス、お酒
自己紹介:
小さい頃からお絵かき好き。マンガ・劇画・油絵・アニメ・イラストと描き続けて現在に至る。
大阪市生まれ、大阪市在住。さいたまに10年住んでいました。
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