背景という空間
デッサンやクロッキーには画面の修正やハイライト用にねり消しを持参するが
時々忘れることがある。その度 参加メンバーのご好意で 少し分けていただいて
いるのだが、今回 グレーの紙を使ってみて 修正は明るい色で出来そうな気がした。
B3サイズに最初の20分を使って 横位置に頭を大きくカットする構図で描いていたが、
絵が小さくなりそうで、縦位置にして 片手・片足を画面からはみ出す構図に変更。
20分があと3回だから焦る。
ちょうど逆光の席だったので 形の修正箇所を明るい色で削れば、上手い具合に壁や
モデル台の色合いとマッチして 背景っぽくなった。
今まで 描いてきた裸婦デッサンの多くは 背景は特に意識せず、形を包む空気だとぐらいに
しか考えていなかった。先輩のK氏から「空中に浮いているのか?」とか「人物の重さを感じない」
とか言われてからは 地面との接点を気にするようになっていたが、もっと突き詰めて
背景を含めたデッサンを心がければ モデルの存在感や量感を一層表現する事が出来るだろう。
ねり消しを忘れて、良い発見をした。
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プロフィール
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ベラスケ
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男性
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イラストレーター
趣味:
テニス、お酒
自己紹介:
小さい頃からお絵かき好き。マンガ・劇画・油絵・アニメ・イラストと描き続けて現在に至る。
大阪市生まれ、大阪市在住。さいたまに10年住んでいました。
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