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認知症-4


アリセプト3mgのお薬を毎日朝食後に一粒。約1ヶ月飲んで副作用が無いか
調べるため9月30日に採血、その検査結果を10月8日に聞きに行った。
叔母は検査日が来るまでカレンダーを見て憂鬱そうだ。
また質問されるのではないかとそれが気掛りなのだ。治っているのか
調べるのは質問に答えるしかないんだと話しても、心配は治まらない
らしい。
当日、調子はどうかと尋ねられた。もの忘れは相変わらずだが少し
積極性が出てきた気がすると話した。
血液にも副作用は出ていないので、お薬を5mgのものに替えると言われた。
強くして大丈夫なのか?3mgではダメなのかと聞くと、アリセプトは本来
5mgが主体で、3mgは検査用ということだった。今はもっと強い10mgの
ものもあるらしいが、認知症の進行の抑制を期待して使われる薬という
のが目的なら弱いものを長く使ってみたらどうかと考えるのが普通じゃ
ないのか?しかし認知症による記憶障害が解消されるという効果は期待
できないらしく、いずれ徐々に進んで行くと言われた。
アリセプトが本当に改善の効果があるのかは分からないが、これしか
薬がないということなら飲んでみるしかないのだろうな。
『ちなみに今日は何月何日でしょう?」と案の定質問される。
前回は寸前まで練習したのに答えられなかったが、この日は練習無しで
答える事が出来た。果たしてお薬の効果なのか、はたまた何度も今日の
日をカレンダーで確認していたからなのか。。。。

次回検査はまた1カ月後だ。叔母にとってはまた憂鬱のタネだろう。
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認知症って-3

最初の診察日、朝から今日が2009年9月3日だと何度も繰り返し、
メモまで書いて診察待ちの間も練習したのに、質問されたら答え
られなかった。今居る建物は?単語を3つ憶えてください。
100-7の計算、さっき憶えた単語は何でしたか?野菜の種類を
10以上答えてください。。。それらの質問もことごとく答えられ
ない。やはり認知症の傾向とのこと。日を改めてMRIを撮ることに
なった。
病院を出て二人でレストランで食事をしたが、次の日には別の
お友達とそこで食事をしたと思い込んでいた。

MRIを撮って次の週その写真を見せてもらう。脳には血栓は無く、
海馬の萎縮もまだ見られない、とのこと。
あとはお薬(アリセプト3mg)を飲むことしか治療法が無いそうだ。
根本的な治療薬ではなく進行を遅らせるためのお薬だが、それでも
何とか少しずつでも回復して欲しいと願っている。

ちなみに地域包括センターに相談に行き、介護認定を受けられるか
聞いてみたが今の状態では要介護でも要支援でもない「自立」と
診断されるだろうということだった。介護施設の空きを待つ家族は
大変多い、すぐに介護が必要な重症の方を優先して介護保険は適用
されるべきだから。それはわかっているが、介護施設の数が足りない、
介護ヘルパーさんたちの待遇についても早期に解決すべき問題だ。

認知症って-2

           
大手新聞社主催の電話相談に聞くと、やはりなるべく早くお薬は
飲んだ方が良いという。他に介護認定や後見人制度についても
教えてくれた。地域包括センターで介護サービスやデイケアなど
相談する事もすすめられた。
叔母に対しては同じ話をくりかえしても前にも聞いたと言わず、
ウンウンと聞いて上げること、終わらなければ昔こんな事あったよね、
と話題を変えて話させてあげる事などの注意を受けた。

叔母は忘れっぽいという自覚はあるものの病院に行って検査する事は
イヤだと言って聞かない。もう一人の叔母(姉)に相談して、「私も
検査したよ。簡単だったよ。」と嘘を言ってもらってやっとその気に
なった。
長谷川式簡易知能評価スケールというごく簡単な質問をされるのは
分かっていたので、「今日は何月何日ですか?とか、今居るところは
何と言う建物ですか?」とか聞かれるだけと宥めてようやく納得した。

主治医の内科の先生の紹介で、バスの便の良いO病院の神経内科に
予約をとっていただくことになった。

認知症って-1

            絵:ニガキ恵子さん
叔母が同じ話を繰り返すのは、一人暮らしで話題が少ないくせに
おしゃべり好きなのと、関西人特有のオチが決まらないから
もう一度言い直したいのだと思っていた。
でも続けて繰り返すこと5回、さすがに聞いている方も驚く。
今言うたやんか、と言ってしまう。
これが認知症の始まりということらしい。話したという事を忘れている。

先月、右の肩と腰が痛くて辛いというので、近くの整形外科医院に
連れて行きレントゲンを撮ってもらった。
結果は年齢から来る軟骨の減少ということで痛み止めと湿布薬を
処方された。
その薬がなくなった頃もう一度その医院に行くのが、すぐ近くなのに
わからない。何度も電話で説明してようやくたどり着いた。
その時たまたま近くに住む私の妹に会ったのに、別の病院で処方箋を
もらうように教えられ、細い道を入った小さな病院で処方箋をもらった、
そこで妹に会ったのだと言い張る。
同じものを何度も買う(認め印とか食パンとか)、しまった場所が
わからない、昨日の食事の内容が思い出せない、といったことも。。。
趣味だった韓流ドラマにもマイケルジャクソンにも興味がなく
なり、今日が何月何日かあやふやなのでカレンダーをテーブルに置いて
毎日印を付けている。
祖父が晩年老人ボケで、ご飯を食べたのにまだ食べていないと言って
家族を困らせていたが、叔母も急激に症状がひどくなってしまった。
知り合いに聞いたり調べたりしてみたら、認知症は病気であり、意外に
高齢者の内に占める割合は低く、症状の進行を止めるにはなるべく早く
薬を飲んだ方が良いという。
しかし病院に連れて行くまでが難題だ、本人は病気と思っていない。

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プロフィール

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ベラスケ
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男性
職業:
イラストレーター
趣味:
テニス、お酒
自己紹介:
小さい頃からお絵かき好き。マンガ・劇画・油絵・アニメ・イラストと描き続けて現在に至る。
大阪市生まれ、大阪市在住。さいたまに10年住んでいました。

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