ベラスケ　旅の終わり

エリス引越して2回目はここ一番の盛況ぶり。
といっても12人なのだが。10人以上の参加はキャリオン時代以来。
これくらいの人数がちょうど良い。
椅子が少ないので座って描いているが、今度は座布団を持参しようと思う。

四天王寺前から谷町6丁目に引越し。モデルの台が置けないが、床がダンスレッスンの
出来るフローリングなので座り込んで描ける。休憩時間には寝転んでもいい気持ち。
実は我が家から歩いてすぐの場所なのだ。

アメリカのモデルさん。ラ・クルールで描くのは久しぶり。
友人の Rリーサを描く時もそうだが、鼻の高さが東洋人と違うのでなかなか似て来ない。
相変わらず大盛況で、描く場所に不満は言っていられないが、モデルさんはサムライでは
なく、もっと美人である。
この絵は手前の足と上半身（肩、頭部）の距離感がまだ描ききれていない。

森ノ宮洋画研究所に場所を借りた、モデルさん主催の単独デッサン会。
会場で描いた絵が気に入らず、自宅で再挑戦。
ヌーベルのカレードパステルの乗りが良くないのは用紙が裏だったせい。
色付きのラシャの表裏はさほど気にならないのに、白色はかなり差がある。
今後 気をつけよう。

今年も舟がメインビジュアルの「とこしえ秋祭り」が高津宮で開催された。
絵の会も有志の作品展示があり、実はNさんの浴衣の絵を間に合わせたかったが
気に入らず、結局去年に続けて未発表のメイドモデルの作品にした。
絵の具のタッチが活きているが写真ではホワイトが飛んでしまっている。

エリスがお休みなので、月一の高津宮しか描く機会がないのは淋しい。
腕が鈍って 20分6回でも絵をまとめるのにギリギリ。お顔が似てなくてももう諦める。
多数決で決まった座りポーズは手前に延びる足の遠近感が難しい。
実際より足を大きく描くとか、顔をわざと小さく描くとかの工夫も必要だが
それよりも背景が曖昧なのがなんとも情けない。

9月4日に関西上陸の21号にも増して強烈な24号がまもなく近畿圏にやってくる。
マンションのベランダが南向きなので、前回はガラスが割れるんじゃないかと
思うくらい窓がガタガタと強風に煽られたから、窓に飛散防止フィルムを
貼ろうとホームセンターに行ったら、品切れ状態。
偶然遮熱フィルムが残っていて、役に立つのか分からないまま購入。
補強効果を期待しつつとりあえず貼ってみたが果たしてどうなることやら。

デッサンは先週来られる予定だったモデルさんの週遅れの絵の会。
エリスがお休みなので描く機会が出来て良かった。
衣装がサテンのような生地で、パステルで光沢を表現するのが難しい。
スリットが深く、艶かしい素足がこの絵のポイント。

普段着の着衣モデルもそれなりに良いけれど、衣装に凝ってもらうと
絵を描く方のモチベーションもワンランクアップする。
テニスで言う「ギアが上がる」というところだ。
エジプトの装束ということだが、刺繍やドレープがとても美しくて
パステル20分×６ではつくづくもったいないなぁ、と思う。

四天王寺前夕陽ケ丘から撤収。
新たな会場が見つかるまでエリスはしばらくお休みです。

9月第3週限りで四天王寺前夕陽ケ丘から移転するが、行き先は未定。
少しの間お休みになるかもしれない。