ベラスケ　旅の終わり

ニューフェイスのモデルさんは清楚な美人でお顔が描きやすかった。
顔が描けるとうれしいのは、表情もムードを演出する大きな要素だと
思っているから。

てっきり達人と思いきや、ヨガはストレッチ程度で運動はもっぱら
トレッキングの山ガールだそう。

珍しく、全身を入れない構図にしたら足が短い印象になってしまった。

ただもうブラボー！と言うしかない。

名前も覚えた おなじみのモデルさんでは、描く意欲が無くなって来たのか？
上手く描けない事の責任転嫁なのか？
いや、美しいそのポーズをクロッキーブックに再現させる画力がまだまだ足りないのだ。
描き続けたクロッキーブックは、積み重ねてもまだ天井に届くまでにはなっていない。

以前高津宮でモデルになってくれた時のRリーサの写真を参考に
白いラシャにどこまでカレードパステルが乗るのか、徹底的に塗り込んでみた。

今年最初のデッサンはラ・クルールから。
あえて逆光の位置を選んだのに、暗くて形がよく分からず。
目測も近頃あやふやになってきて、構図もなかなか決まらず。
相変わらずストッキングキングとしての面目を保つべく
足ばかり一所懸命になって、つい時間を浪費してしまった。
もっと暗い・黒っぽい絵にしたかったのに出来なかったのは
黒色の使い方にまだまだ躊躇があるからなのと、黒の色目を
追求していないせいなのだと思う。
今年は気を引き締めて、頑張って絵を描こう。

2018年にさよならを告げる
ハンドパンの音色をいつまでも聴いていたい

存続の危ぶまれたエリスも谷町教室でこのまま続く事になった。
他のクロッキー会と曜日が重なるので、嘗て参加されていた方の何名かは
足が遠のく事になりそうだが、今しばらく状況を見守ることにしよう。

モデルさんがいつも決まってきているので、新鮮さを求めて来年はまた別の教室も
覗きに行く事を抱負としておこう。

今年最後の高津宮絵の会。
久しぶりの固定ポーズのうえ難しい黒いドレスで焦る。
今月からスマホにしたので、デジカメなら許してもらえた写真撮影OKの機会を逃してしまう。
ロシア出身のRリーサはテニスの友達でもあるからよく知っているのに
パステルで細かい目鼻立ちを描くのが困難なだけに似て来ない。
いや、そんなことよりも顔を大きく描きすぎたかな。

どうやらイーゼルを置かせてもらえるようで、クロッキーばかりではなく固定ポーズも復活するそうだ。
エリスは地下鉄谷町6丁目駅から歩いてすぐの、空堀商店街の中にある谷町文化教室の地下で、
毎週水曜日午後6時40分からポーズ開始、20分枠×4回のクロッキー・デッサンの会。
内容は クロッキーの場合　10分×2、5分×4、5分×4、20分のムービング(ストップをかけて1分静止) 。
固定ポーズは 最初にポーズをいくつかしてもらった中から多数決で決めて、20分×4回 。
会費はビジターなら　1日¥2,000 。　会員登録¥2,000を払えば月額¥6,000 。
モデルさんはKMKとオルタンシアから来てくれるすべてプロの方々。
コスチュームはなくて、全て裸婦。ひと月に5回水曜がある場合５回目はお休み。
ただし、来年1月は第一水曜の2日がお休みで9,16,23,30日の開催。
最後の30日だけが固定ポーズと決まった。