ベラスケ　旅の終わり

恒例K画伯による指導付き絵の会、モデルは友人Rさん。
ダブルのハードルで緊張しっぱなし。メンバーたちからいつもの
スピードじゃないと批判される。(^ ^;)・・・
3回目にして初めてK先生に加筆していただいた。

情熱のこもった純粋な絵は後世まで残り人々に感動を与える。
西洋画のリンカクは線ではなく形（面）で、日本画は線で表現する。
西洋の画学生は模写から始める。
金持ちもしくは貧乏な画家が大成する。
顔の陰の部分に空気感を表現すれば、そこが見所になる。
わざとはっきり描かない箇所を作る。
綺麗な絵が描けるようになったら今度はそれを崩さなければならない。
デッサンは終わりになるほど粗野に描く。
デッサンもクロッキーも時間内に作品の完成を目指すこと。

教えている生徒の作品やご自身の作品、他の作家の画集などを わざわざ
持って来られ、開始前や休憩時間に披露して 詳しく説明してくださった。
合評でも参加者の作品をひとつずつ 評していただき、セザンヌ、エルグレコ、
ゴッホ、ボナール、などとの共通点なども説明してもらった。
今回の参加者16名はほぼ経験者ばかりで総じてレベルが高いと褒められた。

この後、有志による忘年会とカラオケで、先生も一緒にはしゃいだことは
今年最高の思い出になるだろう。

固定なのにポーズに無理があり、少しずつ角度が変わるうち
何を描きたいのか分からなくなったので、最後の20分で場所を変えて
長めのクロッキーにしてみた、と言ってもデッサン調ではある。
20分×3よりもこっちの方がうまく描けた気がする。

　
偶然同じモデルさんを違うクロッキー会で続けて描いた。
クロッキーも10分ポーズだとデッサンになっている、と思う。

　
5分ポーズ。まだまだ。


1分でやっとクロッキーっぽくなった。

手をどんなに早く動かしても、限界があるし
そもそも見ることと、描くことは別の行為なので
感じた所をいかに時間内に捉えること（表現すること）が
出来るのか、それがクロッキーの大きな役目のはず。
しかし、クロッキーがイマイチ上手く描けない。
何か間違えているような気がしている。



上が5分、下が1分のクロッキー。5分の方がデッサンに近づいているようだ。

数出せば良いと言うもんじゃないけど、見所が少しずつあるかもしれないという
淡い期待からアップしておこう。10分×2と5分×6
1分クロッキーはいつかまた。。。

高津宮の絵の会では一番たくさん描かせていただいている、モデルのMさん。
女性らしい丸みが戻られていて良かった（＝失礼？）。
5分と10分のクロッキーの中から 披露できるのはこのくらい。
来月は気合いを入れて描かなくっちゃ。

と言って 長らく描かなかったけど、月会費が勿体ないので久々の 男性固定デッサン。
ひまわり色ラシャをまた試してみる。
背景の汚し方に迷いながら時間が過ぎる。果たしてこの先どうなるのか 。。。
より一層悩ましい ありきたりの絵。

自然、地球、生命。いろいろ考えさせられるとてもステキなアニメ。
キャラクターの表情に癒されます。

今年の3人展に展示した中で実は一番好きなのがこの作品。
両膝の関係を上手く表現出来たのが、我ながら気に入っています。
滅多に無いデッサンの神様が降りて来たと思えるこんな絵が
ここのところ描けていませんが弱音を吐かずにまた頑張ります。

6月にも描いた可愛らしいモデルさん。顔立ちのせいでイラストのように見える。
鴨居玲展の影響を期待したがあまり効果はなかった。
油彩に展開させて行くエスキースとしてもポーズが不自然。
以前Kさんに指摘されたモデルの重さも出ていない。
いつかOさんおすすめの、蛍光灯の下ではない自然光の中でデッサンしてみたい。