ベラスケ　旅の終わり

B氏の個人デッサンにお願いして参加させていただいた。
20分毎に1点ずつ、次第に手が慣れて行くのがよく分かる。
いつもと違う環境でとても新鮮な空気を感じた。

２ヶ月ぶりのエリスは参加者がお一人増えて、長くお休みしていた方と
合わせてみんなで8名。あと二人来てもらうのが目標らしいので、参加費を
安くする必要はないのかもしれない。
久しぶりのエリスが20分枠4回だったのを思い出して、ちょっと焦る。
モデルの髪が荒武者のようだったので三太郎と命名。

白い肌にパレオの青が映える。油絵にするなら背景はタヒチの海か。
憂いを帯びたその微笑みで、タイトルを考えたら 懐かしい曲を思い出した。

平成最後はモロッコ衣装のNリコさんがモデルを務めてくれた。
高津宮絵の会に参加して10年。研鑽の余地はまだまだ感じているので、
この会はこれからも永く続いて欲しいと願っている。
最後を記念してちょっと豪華に額装してみた。

別アングルから再挑戦。アオザイの青紫色は実際はもっと深い。
背景はほぼ休憩時間に描いた。左半分はドアだったので均一になっているが
中途半端で違和感が残る。

ラ・クルールは午後のモデルさんがウクライナの人だというので
急遽ダブルヘッダー参加。午後の部は大盛況だ。
骨格が日本人と全然違うので戸惑うが、デッサンが 合っているのかどうか、
何てどうでもいいと思えてくるのが可笑しい。
しかしダブルヘッダーは結構疲れた、歳だな。

ラ・クルールで描くのは久しぶり。
日曜なのでごった返すと覚悟していたが意外と空いていたのは午前だったから？
逆光の位置から浮かび上がるモデルを描きたかった。
パステルの塗り重ねは綺麗なのだが、それだけでは絵がぼやけてしまう。
線描やあえてザラッとしたパステルの乗せ方があったほうが絵画らしい。

２週目を終えた絵。鮮やかな青紫色は手持ちのパステルではこの辺りが限界。
暗部は黒を重ねるしかないのが悔しい所。
もう1週同じポーズがあるので、違うアングルから再挑戦しようかな。

① モデルさんの 全身を画面に入れるのか、どこかで切り取るかを考える。
　 衣装のアオザイが上から下まで一体化しているので、足先をポイントに
　 全身を入れる事に決めて、ごくおおまかにレイアウトする。
　 部分から描き込んでも良いが、あとで構図の修正に苦労する事がある。
　 描き始めはあえて筆圧も弱めに。20分
② 衣装の色のあざやかさは外せないテーマなので、光の当たり具合で形の
　 分かる箇所を見つけて だんだん構図を決めて行く。背景などもどこまで
　 何を描くか少しずつ決めながら描き始める。プラス20分
③ 3、4回目の写真はピンボケだったので割愛。初日20分×5回の結果がこれ。
　 3枚目だけ外光での写真なので他と色が違うが、用紙はNTラシャのクリーム色。
　 いつものカレードパステルと目鼻立ちにパステル鉛筆を使用している。

次回はこの上からアオザイの花模様と床の敷物、テーブルなどを描き込むつもり。

左から　大阪城公園　銅座公園　高津神社　上汐公園　四天王寺境内


高松南公園　股が池公園　工芸高校　五条公園　夕陽ケ丘高校　桃坂広場　東高津公園


空清公園　堀江公園　靭テニスコート　毛馬桜宮公園　難波宮

大阪城公園の花見客が過去最高の人出でにぎわっていた。
若い女性数名のグループにドーンと一升瓶があって、イイネ！と思った。